夢舞台向け息ぴったり 富島主力、同じチームで結束

日向ベースボールクラブの練習を見る黒田洋司さん(左)。ここを巣立ち、甲子園初戦を迎える選手らの活躍を願う=日向市・富島高

 全国高校野球選手権大会(6日開幕)に初出場する富島の主力・黒田直人捕手(18)や黒木拓馬投手(17)ら3年生11人は、高校入学前に半年間ほど、地元・日向市に発足した同じ硬式野球チームに所属していた。黒田捕手の父洋司(ひろし)さん(49)らが「硬式球に慣れさせよう」と県北の中学3年生に呼び掛けてつくったチームで、約半数の選手が富島に進み、甲子園出場の原動力となった。8日の初戦に向け、当時の指導者は「悔いのないように全力でプレーを」と願う。

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