藤蔭「どんどん攻める」、明徳義塾「4番を警戒」【大分県】

全国高校野球選手権大会6日開幕

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握手をする藤蔭の竹下大雅監督(左)、明徳義塾の馬淵史郎監督=甲子園球場

 【甲子園臨時支局】第101回全国高校野球選手権大会は6日、甲子園球場で開幕する。県代表の藤蔭は大会第3日の8日、1回戦第2試合(午前10時30分開始予定)で明徳義塾(高知)と対戦する。初日は午前9時から開会式があり、式典終了後、八戸学院光星(青森)―誉(愛知)戦で熱戦がスタートする。

 開幕前日の5日は代表49校が参加して、開会式のリハーサルがあった。藤蔭ナインはリラックスした様子で臨み、戦いの舞台となる甲子園の土をしっかりと踏み締めた。

 昨夏はスタンドで見守った松尾将主将(3年)は「やっぱり(甲子園の)土を踏むとすごさが分かる。球場自体は狭いはずだが、観客席が多くて奥行きがあり、とても広く感じた。でもこの雰囲気にのまれないように、しっかりと初戦に向けて準備したい」と話していた。

○「かく戦う」監督対談

 藤蔭は大会第3日の8日に明徳義塾(高知)との初戦に臨む。明徳義塾の馬淵史郎監督(63)は大会最年長、藤蔭の竹下大雅監督(26)は同最年少で、年の差が大きい両監督に、初戦に向けた意気込みなどを聞いた。

 ―相手の印象は。

 馬淵 チームカラーなどまだ分からないが、県大会の結果をみても勢いのあるチームと思う。

 竹下 偉大な監督が率いる伝統校。自分の現役時代から守りのチームという印象がある。

 ―どう戦っていくのか。

 馬淵 (映像を見て)機動力野球でエンドランが多いことが分かったので、対策していきたい。

 竹下 左右にいい投手がいるので、どちらが来てもいいようにこれから対策を練っていきたい。

 ―鍵を握る選手は。

 馬淵 うちは1番打者が出るか出ないかで勢いが違う。先発は隠すわけではないが、当日に一番調子のいい投手を使うだけ。相手打線では4番の塚本君、投手は一番多く投げている小宮君を警戒していく。

 竹下 4番の塚本の前にできるだけ走者を出し、何とか得点にしたい。先発はこれから話し合って決める。相手は県大会でも打順がよく変わっていたので上位をまずは抑えていきたい。

 ―理想の試合展開は。

 馬淵 三回までに相手投手を崩せたらうちのペース。そこから足で仕掛けられても「どうぞ」という感じでいきたい。

 竹下 先制点を取って主導権を握ることに限る。こちらは挑戦者なので受けずにどんどん攻め続けていければ。

 ―年の差対決について。

 馬淵 相手は好青年だが、勝負に年齢は関係ない。それよりも、そんな年(63歳)になったことにびっくりしている。

 竹下 現役時代から見てきた監督さんだが、勝負事なので、そこは何とか勝ちに向かっていけるようにしたい。