「中国は為替操作国」と米認定

元安けん制、通貨でも対立

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中国人民元など各国通貨の写真を配した香港の外貨両替店=6月(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米政権は5日、自国通貨を安値に誘導しているとして、中国を「為替操作国」に認定したと発表した。上海外国為替市場で人民元が対ドルで約11年ぶりの安値をつけたことを受け、25年ぶりの認定に踏み切り、制裁も視野に是正を迫る。米中対立が通貨政策にも及んだことで、貿易摩擦は一段と深刻化。5日の日米欧の株式市場が大幅に下落するなど、世界経済への打撃はさらに強まる恐れがある。

 トランプ大統領が対中制裁関税の第4弾を発動する意向を表明したのに対抗し、中国商務省は6日、中国企業が米農産品の新規購入を停止したと発表した。