週間最優秀選手にゲレーロJr.とシンダーガードが選出

日本時間8月6日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第19週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ナ・リーグはノア・シンダーガード(メッツ)が選出された。ゲレーロJr.は今年5月に続いて今季2度目(通算2度目)、シンダーガードも今年5月に続いて今季2度目(通算4度目)の受賞となった。

20歳のゲレーロJr.は、6試合に出場して打率.500、3二塁打、3本塁打、11打点、出塁率.536、長打率.962と猛打爆発の1週間を過ごし、ブルージェイズの選手では2015年のジョシュ・ドナルドソン(現ブレーブス)以来となる同一シーズンでの複数回受賞を達成した。日本時間8月2日のオリオールズ戦では、2本塁打を含む3本の長打を放って4打点を叩き出す活躍を見せ、この1週間での活躍により今季成績は打率.279、13本塁打、OPS.815まで上昇。今後の活躍次第では、ア・リーグの新人王レースに加わる可能性もありそうだ。

一方のシンダーガードは、トレード期限間近での放出の噂が絶えなかったものの、周囲の雑音を物ともせず、日本時間7月31日のホワイトソックス戦で8回途中5安打1失点(自責点0)、同8月5日のパイレーツ戦で7回3安打1失点の快投を披露。防御率は今季初めて3点台まで改善され、3.96となった。直近6先発では防御率2.45、被OPS.634と安定感のあるピッチングを続けており、逆転でのワイルドカード獲得に向けて快進撃を続けるチームの戦いに大きく貢献している。

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