2019年F1第12戦ハンガリーGP週末の様子をムッシュ柴田氏がお届けします。今回はルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの優勝争いの他、FIA-F2のレース2ではミック・シューマッハーが初優勝で盛り上がっていました。今後は調子を上げてくるでしょうか。
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第9戦オーストリアGPのレッドブル・ホンダ初優勝に始まって、その後も第10戦イギリスGP、第11戦ドイツGPと、めちゃくちゃ面白いレースが続きました。これまでの経験からすると、「あ〜、面白かった」と思えるF1レースは1年間にせいぜい2、3戦、多くても4、5戦、それも散発的に出てくる程度です。
それが今年は3戦続けて、「めちゃくちゃ面白いレース」。まさか4戦目はそんなことないだろうと思ってましたが、最初から最後まで手に汗握る展開で、十分に楽しませていただきました。
まずはマックス・フェルスタッペンの初ポールで、盛り上がりましたよね。
マックスに比べると、ここ数戦やや影が薄いルクレール選手。
今回も予選でつまらないミスをしたし、レースでもボッタスにぶつけて致命傷を負わせてしまうし。
まあでもフェルスタッペンにしても、盤石の安定した速さを見せるようになったのは、ようやく今年からですからね。
それよりも、ピエール・ガスリーですよね。どんどん心配になってしまうのは。
フェルスタッペンのチームメイトだったカルロス・サインツJr.を最後まで抜けずに6位に終わってしまったのは、夏休み前最後のレースとしてはちょっとマズかったですよね……。