ヤンキースが敵地本塁打の新記録樹立 田中は5失点

【ヤンキース9-6オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ヤンキースは、6回までに3本のアーチを放ち、6回表終了時点で6対1と5点をリードしたものの、先発の田中将大と2番手のトミー・ケインリーが踏ん張れず、6回裏に大量5失点。しかし、8回表に2本のアーチで3点を勝ち越すことに成功し、オリオールズを9対6で破った。田中は5回まで1失点に抑えていたものの、突如6回裏に崩れ、4連打のあと、クリス・デービスに犠牲フライを浴びて4点目を失ったところで降板。2番手のケインリーが同点弾を浴び、田中には5失点が記録された(防御率4.93)。ヤンキース3番手のアダム・オッタビーノが今季5勝目(3敗)、5番手のアロルディス・チャップマンが今季30セーブ目をマーク。オリオールズ4番手のポール・フライが今季4敗目(1勝)となった。

2回表にオースティン・ロマインの5号ソロで先制したヤンキースは、3点リードの6回表にブレット・ガードナーの16号ソロとマイク・トックマンの8号ソロでリードを広げ、6対6の同点で迎えた8回表にはマイク・フォードの2号ソロとトックマンの9号2ランで3点を勝ち越し。5本塁打の一発攻勢でオリオールズに勝利した。トックマンが放ったこの試合1本目のアーチは、ヤンキースが今季オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズで放った30本目のアーチとなり、ビジターチームが同一球場で放った本塁打数のシーズン歴代記録を更新。試合終了時点でヤンキースはこの記録を32本まで伸ばし、今季まだ2試合を残している。明日からの2試合で、ヤンキースの連勝(現在6連勝中)とともに、この記録がどこまで伸びるか注目したい。

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