JR川崎駅前の複合商業施設「ラ チッタデッラ」(川崎区)の中央噴水広場に巨大な竜のオブジェがお目見えした。竜とともに虹もイメージした竹製の作品で、夜には竹に塗られた蛍光塗料が浮かび上がる仕掛け。噴水と光、音楽による演出で幻想的な空間を生み出している。
全長30メートルの竹アート「夏AKARI」は、同施設の夏祭り(10~12日)に合わせて設置された。手掛けたのは現代美術家の日下部泰生さん。制作スタッフとともに7月初旬、放置状態にあった高津区の竹林から100本を伐採し、同月末に3日間ほどかけて完成させた。
同施設のシンボルとなっているガラスタワーにも、外国人に人気の漢字を当てて施設名を表現しようと、「羅」「知」「多」「出」「螺」の文字をライトアップする。「夏AKARI」の演出は9月16日まで。