ベルギー、ブリュッセルで発見!魚屋さんが経営する「立ち食いレストラン」が美味しすぎる

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ベルギーといえば、フレンチフライにワッフルやチョコレート・・・炭水化物ばかりが有名な印象がある国ですが、実はブリュッセルには観光客だけでなく、地元の人にも大人気のシーフードの立ち食いレストラン(バー?)があるのです。そんなおすすめしたい「Mer du Nord(メール・ドュ・ノール)」を現地ルポ!

どこにあるの?魚屋さんが経営するMer du Nord

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「北の海」という意味の名前のおいしい魚介類が食べられる「Mer du Nord(メール・ドュ・ノール)」は、いつも地元の人で賑わう立ち食いバー。美食の国ベルギーの首都ブリュッセルでもグルメなレストランが集まるPlace Ste-Catherine(サント・カトリーヌ広場)の端にあります。

Mer du Nord(メール・ドュ・ノール)

住所:Place Sainte-Catherine 50, 1000 Bruxelles, Belgium

電話番号:+32 2 513 11 92

営業時間:日曜月曜定休日、火曜〜土曜午前11時〜午後6時

HP:vishandelnoordzee.be

アクセス:メトロ3・4号線Bourse下車、徒歩5分

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写真のように青地に白い文字で大きくMer du Nordと書かれているのですぐ見つけられます。可愛い魚の絵も目印。

営業時間は11〜18時なので、オススメの時間帯はランチとしてお昼時に訪れるか、晩御飯前のアペロ(フランス発祥の食前に胃を開け食事に備えるためにお酒を飲むという習慣)時に訪れるのもおすすめです。

バラエティ豊かな魚介類メニュー!

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魚屋さんが経営しているバーということもあり、魚介類はとても美味しくて新鮮!揚げ物から鉄板焼きにスープまでバラエティーも豊富。時期や日によってメニューも変わるようです。

メニューは店内のホワイトボードに書いてあるのですが、フランス語(いくつかはオランダ語も)表記なのでメニューに関するフランス語も少し覚えておきたいところ。

調理法等・・・Friture(フリチュール:揚げ物)、A la plancha(ア・ラ・プランチャ:鉄板焼き)、Soupe(スープ)、Nouveaux(ヌーヴォー:新入荷)・・・

魚介類・・・Calamares(カラマル:イカ)、Scampi(スカンピ:エビ)、Thon(トン:マグロ)、Sardines(サルディンヌ:イワシ)・・・

特におすすめなのは、6月頃から解禁になる旬の魚マーチェス(Maatjes)と呼ばれるニシンの幼魚。

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臭みも少なく、とてもフレッシュで三枚におろして刻み玉ねぎと一緒にいただきます。

ニシン祭りも開催されるほどブリュッセルでは大人気!ぜひ注文してみて下さいね。

さぁ注文しよう!

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日本ではあまり見かけない魚介類の立ち飲みバー。きっと初めて訪れるとどうやって注文すればいいのか困ってしまうので簡単に紹介します。

①まずは席を確保!

とても賑わっているお店なのでまず席を確保することを忘れずに。

②挨拶をして注文しよう!

Bon jour!(ボンジュール)と、フランス語で元気に挨拶することを忘れずに。挨拶をして中にいる店員さんに直接注文しましょう。英語は通じますし、運が良ければ日本語を話せる店員さんがいることも!いつも混んでいるので食べたいものは事前に決めて、注文はスピーディーにしましょう。

③名前を告げてお支払い

店員さんが注文をメモしたあと、名前を聞かれるので名前を告げてお支払い。カード不可なので支払いは現金で!

④名前を呼ばれたら取りに行こう!

支払いをした後、席で待っていると、大きな声で名前を呼んでくれます。名前を呼ばれたらすぐ取りに行って、いただきます!

Bon appetit!(ボナペティ!)

食べたらお皿はそのままでさっと席を譲りましょう。

立ち食いバーなので、隣の席の人が話しかけてきたり、注文の時に他のお客さんがおすすめを教えてくれたり、地元の人と話せるチャンスもたくさん。

観光名所グラン・プラスでワッフルを食べるのもいけど、ぜひ地元の人に溶け込んで、おいしい海の幸を堪能してみてくださいね!

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