佐々木蔵之介が月9「シャーロック」出演! 足手まといな刑事役でディーン&岩田と初共演

ディーン・フジオカ主演で10月期にスタートするフジテレビ系の連続ドラマ「シャーロック」(月曜午後9:00、開始日未定)に、佐々木蔵之介が出演することが決まった。佐々木は、物語のキーマンの一人であり、“シャーロック”に事件の捜査依頼をする警視庁刑事部捜査一課の警部、江藤礼二に扮(ふん)する。

同作は、ミステリー小説「シャーロック・ホームズ」を原作にしたミステリーエンターテインメントで、アーサー・コナン・ドイルが生んだ原作の魅力をそのままに、名探偵・シャーロックと医師・ワトソンが難事件を解決していく古典ミステリーの傑作を、現代の東京を舞台に映像化する。佐々木が演じる江藤礼二は、原作上ではレストレード警部にあたるキャラクターで“シャーロック”(ディーン)とはいつ頃から知り合いなのか、なぜ捜査に介入させるのかなど、その関係性は謎に包まれている。

また、ノンキャリア出身ながら比較的順調に出世してきたので自身を有能だと思い込んでいるが、サボり癖があり、あっけらかんとしていて詰めが甘く、捜査能力は決して高くない。事件を持ち込んで物語が転がるきっかけを作りつつも、“シャーロック”の捜査を無自覚に邪魔したり、足手まといになったりするため、“シャーロック”にはバカにされたり、その言動に振り回されたりすることが多々ある。しかし“シャーロック”の天才的な観察眼に一目置いており、大切な存在であると思っている節もある。

そんなどこか憎めない、人間味あふれる江藤礼二のキャラクターについて佐々木は、「今作はミステリードラマであり、“シャーロック”と“ワトソン”の冒険ドラマでもあるとお聞きしました。スリリングで危険な冒険の旅を、私もお二人と一緒に楽しみます。ただ、役柄上お二人の足手まといになるだけと思われますが…」と苦笑い。

また、初の“月9”レギュラー出演には「お声掛けいただけて、本当にうれしいです。脚本家の井上由美子さん、演出の西谷弘監督とは『白い巨塔』以来の再会です。妥協なく、常に最高を追求するお二人の現場に立ち会えると思うと、今から緊張と興奮が綯(な)い交ぜです」と襟を正す。そしてディーン・フジオカとの共演には「常人でない美しさと危うさを備えるディーンさんはまさに“シャーロック”です。彼を捜査に巻き込み、天才的能力を拝借するのが私の役柄です。一筋縄では済まない芝居のやり合いが楽しみです」と期待している。

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