2017年からコナミが野球振興の取り組みで無料配布、使用する高校が“甲子園5連覇中”
第101回全国高校野球選手権大会が6日に開幕し、早速、熱い試合が繰り広げられている。選手の懸命なプレー同様、注目を浴びるのが、スタンドからの応援。各校の吹奏楽部が演奏する楽曲は様々だが、近年、急激に増えているものがある。「かっせー！パワプロ」や「Brand New Sky」といったコナミの野球ゲームシリーズ「実況パワフルプロ野球」の楽曲だ。
実は、コナミは野球振興の取り組みの中で、ブラスバンド部が使える「かっせー！パワプロ」や「Brand New Sky」などのパワプロ楽曲の楽譜と音源を2017年度から公式サイトで無料配布している。同年に春が大阪桐蔭、夏が花咲徳栄と優勝校の『パワプロ』曲演奏率が100%だったことから、非常に縁起が良い応援歌として話題となった。
楽曲は、全国の吹奏楽部を中心に各地の大会で演奏を通して好評となっており、今年の地方大会では全国80校以上の野球応援で演奏された。なお、2018年も大阪桐蔭が春夏連覇、そして今年の春は大阪桐蔭が友情応援した東邦高校が優勝と、パワプロ楽曲応援高校は無料配布を始めた2017年から「甲子園5連覇中」だ。昨年の大阪桐蔭では、春夏連覇に大きく貢献した根尾昂内野手の応援歌として使われ、中日入団後も引き継がれることが大きな話題となった。
今夏の甲子園でパワプロ楽曲応援高校が「6連覇」を達成することになるのか。甲子園のスタンドから流れてくる吹奏楽部の演奏にも注目が集まる。（Full-Count編集部）
