月間MVPに山崎、ロペス ダブル受賞は20年ぶり

球団では20年ぶりとなるダブル受賞を喜ぶ(左から)山崎とロペス

 ベイスターズのダブル受賞は川村投手、ローズ内野手以来20年ぶり。5年目で初の栄誉を手にした守護神山崎は「周りの方に感謝したい。自分だけの結果じゃない」と語った。

 12試合に登板して1勝7セーブ、防御率0.75と安定感が光った7月は、史上最年少での通算150セーブ到達と華々しい活躍を見せ、「毎年夏場が鍵。それが結果的にチームにいい影響を与えるかなと思っていた」と手応えを口にする。

 現在25セーブと2位を大きく引き離し、2年連続のセーブ王も現実味を帯びるが、目指すのは21年ぶりの頂点だ。「大事なポジションを担っている。100%の準備をして何とか胴上げ投手になれるように頑張りたい」と意気込んだ。

 2016年9月以来の受賞となったロペスは「山崎と一緒というのがうれしい。チームに貢献できて良かった」と喜びに浸った。筒香に代わって4番も任された7月は24試合に出場して8本塁打、28打点はリーグ二冠。2本の満塁弾と勝負強さを見せつけた。

 チーム最年長の35歳は「自分たちらしく、プレッシャーを感じず明るく楽しくプレーしていきたいね」と笑顔だった。

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