オリオールズが右腕・カーンズを解雇 今季わずか4登板

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日本時間8月8日、オリオールズは31歳の右腕、ネイト・カーンズを解雇したことを発表した。昨オフのオリオールズ唯一のFA補強だったカーンズは、新天地で故障からの復活を目指したものの、右前腕痛に悩まされ、今季の登板は4試合だけ。戦力として計算するのは難しいと判断され、チームを追われるに至った。

ロイヤルズでの2年間で9試合(うち8先発)にしか登板できず、新天地オリオールズでの再起を目指したカーンズだが、4試合(うち2先発:いずれもオープナー)に登板して5回1/3を投げ、被打率.333、WHIP1.88ながら防御率0.00をマーク。しかし、日本時間4月10日に右前腕痛により故障者リスト入りし、マイナーで9試合(うち7先発)に登板したものの、防御率8.71と本来のピッチングを取り戻せず、メジャー復帰を果たすことはできなかった。

4月の登板時には、速球のスピードが80マイル台後半まで落ちており、以前のような90マイル台中盤の速球を取り戻すことはできず。マイナーでもリハビリ登板のたびに右腕に違和感が生じるような状態が続き、日本時間7月27日にDFAとなり、今回正式に解雇されるに至った。

今季がメジャー6シーズン目となるカーンズは、これまでにナショナルズ、レイズ、マリナーズ、ロイヤルズ、オリオールズの5球団でプレイし、通算67試合(うち56先発)に登板して16勝12敗1セーブ、防御率4.30をマーク。フルシーズン働いたのはレイズ時代の2015年だけであり、この年は27試合(うち26試合)に登板して147イニングを投げ、7勝5敗、防御率3.67をマークした。その後は2016年22試合(うち15先発)、2017年9試合(うち8先発)と徐々に登板数が減少し、昨季はついに全休。コンディションが不安定な状態は今季も続き、戦力としては計算できない存在となってしまっている。

今後はフリーエージェントとして契約先を探すことになる。しかし、メジャー契約を得る可能性は極めて低く、マイナー契約からの再出発を強いられることになるだろう。