菊池が5回4安打1失点の力投 マリナーズ接戦制す

【パドレス2-3マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズは、先発の菊池雄星がメジャーワーストに並ぶ今季29本目の本塁打を浴びながらも5回94球を投げて被安打4(うち被本塁打1)、奪三振8、与四球3、失点1の力投を披露。2番手のブランドン・ブレナンが1点リードの6回表に同点弾を浴びたものの、3番手以降の3投手は各1イニングを無失点に抑える好リリーフを見せ、チームを1点差での勝利に導いた。4番手のマット・マギルが今季3勝目(0敗)、5番手のアンソニー・バースが今季2セーブ目をマーク。一方、パドレス先発のジョーイ・ルケーシーも6回途中5安打2失点の好投を見せたが、決勝点を献上した3番手のアンドレス・ムニョスがメジャー初黒星を喫した。

初回に菊池がフェルナンド・タティスJr.に21号先頭打者アーチを浴びたマリナーズは、2回裏先頭のトム・マーフィーが三塁打を放ってチャンスを作り、カイル・シーガーのショートゴロの間に同点。4回裏にはシーガーがライトへの11号ソロを放ち、勝ち越しに成功した。菊池が5回1失点で降板したあと、2番手のブレナンが6回表にフランシスコ・メヒアの5号ソロで同点とされたものの、8回裏にマレックス・スミスの二塁打とJ.P.クロフォードの絶妙なバントで一死一・三塁のチャンスを迎え、ダニエル・ボーグルバックのボテボテの当たりが併殺崩れとなって1点を勝ち越し。9回表のパドレスの攻撃をバースが打者3人で無失点に抑え、1点差で逃げ切った。マリナーズは5連敗をストップ。菊池が1失点以下に抑えたのは、日本時間6月14日のツインズ戦以来のことだった。

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