8月後半は残暑厳しい 高温に関する情報も 1か月予報

1か月予報(平均気温)。出典:気象庁ホームページ

気象庁は8日、向こう1か月(8/10~9/9)の天候の見通しを発表した。全国的に、暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高い見込み。東・西日本と沖縄・奄美では、引き続き今後2週間ほどは、気温がかなり高くなりそうだ。北日本でも、2週目(8/17~8/23)に、気温がかなり高くなる可能性がある。
 
 週ごとの予報によると、1週目(8/10~8/16)は、台風や湿った空気の影響等から一時的に暑さの和らぐ日もあるが、暖かい空気が流れ込みやすく、全国的に高温傾向でかなり高くなる所がある見込み。2週目(8/17~8/23)にかけては暖かい空気に覆われやすく、さらに晴れて日射が強まることから、気温は全国的に高温傾向で、かなり高くなる時期がありそうだ。

高温に関する早期天候情報。

全国に早期天候情報

 関東甲信、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州南部、沖縄・奄美は14日頃から、東北は16日(金)頃から、北海道でも17日(土)頃から、気温が平年よりかなり高くなる見通し。このため、気象庁はすべての地域に「高温に関する早期警戒情報」を発表して、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。熱中症の危険も高まるため、引き続き健康管理等に注意が必要だ。

1か月予報(日照時間)。出典:気象庁ホームページ

 3~4週目(8/24~9/6)も、全国的に高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。引き続き、晴れて日射が強いことが予想され、気温も全国的に平年より高いと見込まれる。当面、厳しい暑さはおさまりそうにない。

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