井上尚弥と鈴木亮平がいきなり公開スパーリング!?

8日、都内で電気シェーバーのBRAUNが「BRAUN シリーズ9・シリーズ8新製品PR発表会」を開催し、ブラウンアンバサダーで俳優の鈴木亮平と、プロボクサーの井上尚弥が出席し、髭にまつわるエピソードなどを話した。

ビシッとスーツ姿で決めて登場した鈴木は「今日は本当に良い日です、たまたまなんですけど今日は『髭の日』らしいですね」と挨拶。そして、ゲストとして登場した井上に「テレビ見てるともっと大きい人なのかなと思った、『ひょっとすると勝てるんじゃないか』という気がしてくるんですよ」と冗談交じりに言ったところ、MCから煽られ2人は何故かボクシングのスタイルで構え、向き合ったところ勢いでマスボクシングが始まった。

鈴木は、まったく勝てる気がしない相手を前に「勝てるなぁ」と捨て台詞を吐いて笑いを取り、「向き合ったときに(井上の)拳が武器のようなオーラがある」と改めて感心していた。

イベントでは実際に「BRAUN シリーズ9」のシェーバーを使って井上の髭剃りが行われたが、井上は皆の前での髭剃りということで、緊張で汗をかいてしまい、少し時間はかかったが仕上がりに「ばっちり」と満足しながら顎や頬をさすっていた。

髭にまつわるトークセッションでは、「髭を意識しはじめたのはいつ頃か?」の質問に鈴木は「髭ダンス」とボケをいれながら「父親に中学1年生の頃に、髭の剃り方を教えてやると言われ、『横に擦ると危ないんだ』ということを初めて教えてもらって、ちょっと大人の階段を登ったような気がした」と父親とのコミュニケーションを振り返った。

井上は「中高では全く(髭を)剃らなくても良い状態で必要がなかったが、二十歳を超えてからちょっと髭が生えてくれて、父親が髭を伸ばしていた時期があり『髭カッコいいな』という思いをもったのが二十歳を超えてからだ」と明かした。

井上に「ボクシングでは髭があったら有利とかあるんですか」の質問に、「髭を生やしてる人が言うには、パンチが逃げ易いという理由で髭を生やしてる人がいますけど、関係ないんじゃないかと思う」と否定していた。

イベント終了後に井上の囲み取材が急遽行われ、今朝(8日)発表された11月7日、さいたまスーパーアリーナで5階級制覇のWBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネアとワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の決勝対戦について聞かれ「まず、決まって日本で出来るってことの喜びはすごくありました。日本のファンの方の前で大舞台の決勝ができるっていうのは最大のモチベーションだ」と目を輝かせていた。

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