「麒麟がくる」徳川家康役の風間俊介が「震えています」。尾野真千子、向井理らの出演も決定

来年1月にスタートするNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の新たな出演者が発表され、伊呂波太夫役を尾野真千子、足利義輝役を向井理、徳川家康役を風間俊介、太原雪斎役を伊吹吾郎が演じることが決まった。

同作は戦国武将の明智光秀(長谷川博己)を主人公に、織田信長(染谷将太)、斎藤道三(本木雅弘)、豊臣秀吉(佐々木蔵之介)、徳川家康ら歴史に名を残す戦国大名たちが英傑となっていく姿を描くもの。脚本は大河ドラマ「太平記」などを手掛けた池端俊策氏が書き下ろす。

旅芸人の女座長の娘で諸国の有力大名や公家に顔のきく伊呂波太夫の尾野は「架空の人物で、皆さんもどういう人か分からないと思いますが、今度いつ出てくるのかしら、次はどんなことをしでかすのかしら、そんな風にワクワクしてもらえるような人物になれば」と意気込みを明かすと、室町幕府第13代将軍・足利義輝役の向井も「時代劇に初めて出演させていただいたのは、大河ドラマ『江』でした。また、今回の脚本の池端先生には以前『そろばん侍』というドラマでお世話になっております。ある意味自分にとっての原点である大河ドラマに参加できること。あの時の恩返しができればという思いです」と原点回帰をアピール。

また、徳川家康役の風間は「震えています。歴史上、数々の偉人がいますが、その中でも家康を演じさせていただける日が来るとは。家康は、ある作品では温厚な人格者、ある作品では狡猾で残虐な男と、今も多面的にとらえられている人物なので、今回どのように描かれるのか、どのように演じられるか、今から楽しみです」と大役に感無量の様子。今川義元(片岡愛之助)の軍師・太原雪斎役の伊吹も「昭和から平成そして令和と大河ドラマに出演させていただけること、誠にうれしく思います。このたび賜りましたお役、太原雪斎は今川義元の参謀として周知された人物。スタッフの皆さんと心を合わせ、力いっぱい演じさせていただきます」と意欲を見せている。

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