手の平を返せ!プレミアで「V字復活」しそうな5名

ついにプレミアリーグの2019-20シーズン開幕が今週末に迫った。

そのコンペティションを戦う選手たちの中で、昨季は苦戦したものの「復活」しそうな者とは?『Sportskeeda』のセレクションから見ていこう。

リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)

マフレズは昨年夏にレスター・シティからとんでもない額で獲得された。6000万ポンド(およそ87.3億円)でマンチェスター・シティに加入したが、昨季のスタメン起用は14回のみ。グアルディオラの下で実際にレギュラーの地位を固めたことはなかった。

具体的に言えばラヒーム・スターリングとベルナルド・シウヴァの後塵を拝したわけだが、今季のシティも4つの大会を戦う。ターンオーバーは必ず必要になるし、怪我人が発生することもあるだろう。マフレズは自身を証明する機会を得られるはずだ。

ジャック・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ)

ジャック・グリーリッシュはイングランドでも最も話題を集める選手の一人だった。しかしアストン・ヴィラは2部に降格し、トッテナムへの移籍も実現せず。プレミアリーグに復帰するまで3年を要した。

しかしその間にグリーリッシュは間違いなく成熟した。かつてのようにピッチ外でトラブルを起こすこともない。遥かに丸くなった彼は、アストン・ヴィラを新たな高みに導く準備ができている。

ナビ・ケイタ(リヴァプール)

残念ながら、期待ほどではなかった。それがおそらく昨季のナビ・ケイタに関する感想の大部分だったのではないか。5000万ポンド(およそ72.8億円)を支払い、半年加入を待ってまで獲得する必要はあったのか。

プレミアリーグの適応に苦しみ、シーズンの終盤には怪我も負ってしまった。しかし2年目の彼は体調がいいように見える。彼が大復活を遂げれば、リヴァプールの中盤の選手層は大きく改善されるだろう。

ジャック・ウィルシャー(ウェストハム)

ずっと昔からいるような気がするが、まだ27歳だという事実を聞くとどうも奇妙に見える。ウィルシャーのキャリアは怪我とともにあり、長年多くの試合を欠場せざるを得ないものだった。

昨季はアーセナルから離れた初めての年であり、彼にとっては変化のシーズンだった。しかしウェストハムで出場できたのも8回のみであった。

ただその中で輝きは見せた。フルシーズンを戦えさえすれば、デクラン・ライスやフェリペ・アンデルソン、パブロ・フォルナルスらとともに大活躍するはずだ。

ロス・バークリー(チェルシー)

大きな浮き沈みある昨季だった。エヴァートン時代のようなポテンシャルを完全に発揮するときもあれば、まるで場違いに見えることもあった。

今夏チェルシーが移籍禁止処分を受けていなければ、彼は放出されていたかもしれない。しかしそうはならなかった。彼にはまだチャンスがあり、ランパード監督の就任で希望が高まった。

25歳の彼はプレシーズンで意欲を見せており、復活に必要なだけのチャンスが間違いなく与えられるはずだ。

© 株式会社ファッションニュース通信社