放射線の影響 学んで 放影研一般公開

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液体窒素を使った実験を楽しむ子どもたち=長崎市、放射線影響研究所

 放射線が人体に与える影響を調査、研究している長崎市中川1丁目の放射線影響研究所(丹羽太貫(にわおおつら)理事長、放影研)は8日、施設を一般公開した。9日まで。
 放影研は原爆傷害調査委員会(ABCC)の活動を引き継ぎ、日米共同調査機関として1975年に開設。一般公開は97年から毎年実施しており、今年で23回目。
 放射線と病気の関連性をまとめた調査結果や、放影研の歴史などを紹介するパネルを展示。体験コーナーでは、骨密度や血圧測定のほか、リンパ球を保存するために用いる液体窒素を使って花やスーパーボールを急速冷凍し、その変化を観察する実験などもあり、子どもたちが熱心に取り組んでいた。
 いとこと訪れた長崎市立福田小5年、尾崎優理君(11)は「血圧測定が楽しかった。血液が体内でウイルスを退治していてすごいなと思った」と話した。