近所迷惑な「古紙屋敷」古新聞・古雑誌で埋め尽くし!家主は「資源と酸素を守ってるんだ」

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2階建て5DKの住居を埋め尽くすように、新聞や少年漫画誌などの古紙がうず高く積み上げられている。部屋の中も天井近くまで古紙が積み上げられている。60歳の男性が家主で、古紙の上で生活しているという。大阪・四条畷市のゴミ屋敷ならぬ、古紙屋敷である。

男性は25年ほど前から古新聞や古雑誌を集めるようになった。近隣住民からの苦情を受け、四条畷市は月に2~3回、この家の周りをパトロールしているが、撤去はできない。

「とくダネ!」が取材したときも、酷暑の中、古紙回収のごみ置き場から、袋に詰められた古新聞を拾っていた。リポーターが「それ、持って帰っちゃまずいんじゃないですか」と聞くと、男性は「それはあなたたちの正義だろ」と取り合わない。「古紙を集めるのは、1つは売るため。1つは資源と酸素を守るため。あんたらが知らないだけで、これを燃やして処分すると酸素が減る。集めているのは修行だ」

精神科医「ため込むしかないという強迫性障害」

精神科の渡辺宏行医師は「ため込むしかないという心理状態で、強迫性障害の一つではないでしょうか。周りとの信頼関係をつくって、少しずつ解消していくべき。精神疾患の1つなので、薬物処方で治療が可能です」と話す。

司会の小倉智昭「僕も紙の印刷物を捨てるのは躊躇するんだよね。雑誌などは、一度目を通してからじゃないと捨てられないし、製本された本は捨てられない」

「新潮社」出版部長の中瀬ゆかり「出版社の人間としては、紙に愛着を持つというのはありがたい話ですが、整理整頓されていないのはよくない。火災リスク、ご近所問題、本人の健康問題などもありますよね。何か変えられるきっかけはないのかなあ」