【熊本県感染症情報】RSウイルス、前週比2倍に

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 7月29日~8月4日の県感染症情報によると、県内50定点医療機関から報告されたRSウイルス感染症の患者数は前週比61人増の111人だった。例年8~9月にかけ増加するため、県健康危機管理課が注意を呼びかけている。

 1医療機関当たりの患者数は2・22人。保健所管轄別では八代や宇城(いずれも5・25人)、菊池(4・20人)などが多い。同感染症は2歳までにすべての子どもが感染するが、生後6カ月以内の乳児が初めて感染すると細気管支炎や肺炎などを起こすことがある。

 症状は鼻水やせき、発熱など。せきやくしゃみで感染するため、手洗いやおもちゃの消毒などが有効。せきが出る大人は乳幼児に近づかないなどの注意が必要だ。

 手足口病(50定点)は63人減の210人で、保健所管轄別では阿蘇と荒尾・玉名を除く全地域で警報レベル。ヘルパンギーナが菊池と八代、天草で、リンゴ病(伝染性紅斑)が荒尾・玉名で警報レベルにある。

 百日ぜきが7人、梅毒が2人、レジオネラ症とアメーバ赤痢が各1人報告された。(林田賢一郎)

(2019年8月9日付 熊本日日新聞朝刊掲載)