笠岡で水産物「模擬せり市」人気 協力隊員企画、8月中毎週土曜日

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買い物客が詰め掛けた模擬せり市。競り人を務める寺田さん(中央)の掛け声が響き、新鮮な水産物が次々と競り落とされた

 笠岡市カブト南町の道の駅笠岡ベイファーム鮮魚売り場で「模擬せり市」が始まり、買い物客の人気を集めている。笠岡の水産物PRに向け、市地域おこし協力隊の寺田伊織さん(26)が企画。8月いっぱい、毎週土曜日に行う予定で「新鮮な魚を安く買えるかも!?」と参加を呼び掛けている。

 初回のせり市は3日にあり、競り人役の寺田さんが開始を告げるベルを打ち鳴らすと、鮮魚売り場はたちまち大にぎわい。新鮮なマダイやタコ、キス、カツオ、ワタリガニなどが仕入れ値をも下回る値段から競りにかけられ、買い物客らが競争で値をつけながら次々と競り落としていった。

 サザエを競り落とした愛媛県西条市の女性(64)は「初めての競りだったが安く買え、わくわくした。新鮮でおいしそう。サザエご飯にしたい」と喜んでいた。

 寺田さんは今春、笠岡の水産物の販路拡大などを目指して協力隊に就任。週2日程度、同道の駅の鮮魚売り場に勤務し、仕入れにも参加している。寺田さんは「競りの雰囲気を楽しみながら、笠岡の海産物に親しんでもらえれば」と話している。

 せり市は今後、10、17、24、31日に予定しており、開始はいずれも午後1時から。参加無料。予約不要。クーラーボックスなどは各自持参(保冷箱は同道の駅でも購入可能)。競り落とした魚の調理も有料で受け付ける。問い合わせは寺田さん(080―9754―5619)。