ソニンが狂気の母親役で「ボイス」出演。日テレドラマ「15年ぶりがこれか…」と苦笑い

日本テレビ系で8月10日放送の連続ドラマ「ボイス 110緊急指令室」(土曜午後10:00)第5話に、ソニンが子どもへの虐待が疑われる母親・一ノ瀬奈央役でゲスト出演することが決まった。同系ドラマは2004年放送の「天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングにかけた青春~」以来となるソニンは「15年ぶりの日テレドラマ出演は素直にうれしかったのですが、演じさせていただくのが、虐待が疑われる母親でして。15年ぶりがこれかと…。特殊な役柄でしたので、実際に起こった事件を見たり、その背景にも想像を巡らせたりしながら役作りをしました」と冗談交じりに意気込みを語っている。

ドラマは110番通報から「10分で検挙」を使命とする緊急指令室のECUを舞台に、妻の復讐に燃える刑事の樋口彰吾(唐沢寿明)が、どんな微かな音も聞き逃さないボイスプロファイラー(声紋分析官)の橘ひかり(真木よう子)の指示の下、声だけを手掛かりに迫りくる凶悪犯罪者から被害者を救い出すストーリー。第5話では、6歳の子ども・歩(正垣湊都)から、母親(ソニン)に刺されて洗濯機の中に隠れていると通報が入り、電話口から歩を探し回る狂気に満ちた母親の声が漏れ聞こえてくる中、歩の生死を分けたクライシスタイムが始まる展開が描かれる。

ソニンは「ここ数年、舞台を多く経験させていただいて、映像は久しぶりだったので、正直不安もありましたが、それでもいざ現場に入るとスタッフさんがとても丁寧に立ち回ってくださり、楽しく演じることができました。セットインでの撮影は、冒頭が歩くんとのシーンだったのですが、そのシーンがとにかく衝撃的で…。歩くんのお芝居も素晴らしく、つい熱が入り、声が少しかすれてしまって。その後シーンが続くのでどうしようと思いながらも、舞台の際によくやっている独自の治療法で難を逃れることができました」と熱が入った撮影になったことを告白。

さらに「現代に起こり得る事件をテーマにしながら息をのむ展開となっている第5話。フィクションの中に、なにか一つでも見てくださる人たちの心に残せたらと思って演じさせていただいたので、ぜひ楽しみにしていてください」とアピールしている。

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