浅井直樹、これぞ本年度和モノリイシュー最重要案件!1988年、200枚極小プレスの究極的レア盤が超待望の世界初リイシュー!

多摩美術大学に在籍中の1988年、一人の青年が残した奇跡的なプライベートギターポップ/サイケデリック絵巻。下北沢でのバンド活動の傍ら、友人たちの手を借り、武蔵野は吉祥寺の貸しスタジオでひっそりと録音された、奇跡のように美しい、ナイーブな音楽。スミスやペイル・ファウンテンズ、ストーン・ローゼズ、ギャラクシー500 などを彷彿とさせつつもそれらより更にインティメイトな楽曲、儚く空間に散っていくジャングリー・ギター、友部正人や知久寿焼を彷彿とさせるゆらめくハイトーンボーカル。ルイス・キャロルやシュルレアリスムから影響を受けた幻夢の歌詞世界。そして、深い、深すぎるリヴァーブの海…。青さ、甘さ、切なさ、弱さ、繊細さ…。それら総てが完璧に融合したこの音楽、もしかしたら自分のためだけに鳴ってくれているのだろうか。聴くもの誰もがそう思うこと必至の、全ての「僕だけ」「あなただけ」に捧げる究極のプライベートポップスだ。

発売当初はほとんど話題にならず時代に埋もれていた本盤、2011年にとある北欧のディガーがブログにレビュー記事をアップしたことから、その存在にカルトな注目が集まり始めることに。さらに一昨年、苦労の末本盤を入手した米ディガーがさらに記事をアップ、そこから世界中のマニアの間で話題に。そんな中、予てより本盤のリイシューを企図しリサーチを続けていた本企画監修者・柴崎祐二が、様々な人物を介し遂に浅井直樹本人にアプローチ、いよいよここに本盤が再登場することになった。なお、現在浅井直樹は「KaskaGuitar」名義で変わらぬインティメイトさとナイーブさに彩られたオリジナル楽曲を制作、シンガーソングライター/ボカロP として活動を続けている。

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