【高校野球】山梨学院“デスパイネ”野村が登場、岡山学芸館VS広島商の隣県対決 大会5日目みどころ

大会5日目第3試合から2回戦に突入

高校通算36発の関東一・平泉が登場

 第101回全国高校野球選手権大会は大会5日目となる10日に3試合が行われる。日本文理(新潟)は関東一(東東京)、熊本工(熊本)は山梨学院(山梨)と対戦。第3試合の岡山学芸館(岡山)-広島商(広島)から2回戦に突入する。

○日本文理(新潟)- 関東一(東東京)第1試合・8時00分

 2年ぶり10回目の出場となる日本文理は昨秋から県内で無敗。新潟大会のチーム打率.413の打線に加えて、30イニングを投げてわずか2失点のエース南の安定感が光る。3年ぶり8回目の関東一は堅守が持ち味。東東京大会26イニングで無失点のエース谷は技巧派で完成度が高い。打線にも高校通算36本塁打の平泉、東東京大会で打率.571、7盗塁の1番・大久保ら強打者が並ぶ。

○熊本工(熊本)- 山梨学院(山梨)第2試合・10時30分

 6年ぶり21回目の出場となる熊本工は1番・田中亮に注目。熊本大会の打率.474、6打点、5盗塁はすべてチームトップだ。投手陣はエース林、蓑茂、村上と3人が揃っている。4年連続9回目の山梨学院は高校通算53本塁打で「山梨のデスパイネ」の異名を誇る野村に注目。山梨大会では一発はなかったが、そのパンチ力は同世代では群を抜いている。春夏通じて甲子園では1勝が最高で、2勝以上を目指す。

○岡山学芸館(岡山)- 広島商(広島)第3試合・13時00分

 2回戦の初戦は隣県対決。4年ぶり2回目の出場となる岡山学芸館は、左腕・丹羽から右腕・中川への継投と失策2の堅守で岡山大会を勝ち上がった。粘り強い打撃も売りで甲子園初勝利を目指す。15年ぶり23回目の広島商は、堅守と機動力が持ち味の古豪。昭和最後の甲子園の優勝校で令和最初の王者を狙う。(Full-Count編集部)

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