日韓関係悪化で利用客減 対馬-釜山間の高速船 きょうから減便

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 JR九州高速船(福岡市)は対馬・比田勝港-韓国・釜山港間のジェットフォイル「ビートル」(定員191人)の運航を10日から減便する。日韓関係悪化を背景とした利用客の減少が要因とみられる。
 同社によると、ビートルは比田勝-釜山間で2011年10月に定期運航を開始。日本人を含めた乗客数は初年度の約3万人から、韓国人の対馬旅行人気が高まって増加し、18年度は約14万人に達した。
 しかし先月、日本政府が半導体材料3品目の韓国向け輸出規制強化に踏み切って以降、利用客は減少し、先月の平均搭乗率は45%程度(前年同期比約2割減)にとどまっていた。
 比田勝-釜山航路は、9日までは原則1日2往復4便の運航だったが、10~18日は1往復2便に減らす。19日以降も減便する予定。同社企画部は「減便態勢は9月末までの予定。その後については、利用状況に応じて検討していきたい」としている。