ホークス和田、日ハムとの直接対決3戦目で先発へ「水を差さない投球を」

ソフトバンク・和田毅【写真:藤浦一都】

右太もも裏も不安なし「見切り発車というわけではない」

 7月20日の楽天戦で右太もも裏を痛め、翌日に登録抹消となっていたソフトバンクの和田毅投手が12日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)で1軍復帰する。9日は千賀滉大らとともに先発陣の練習に参加した。

 和田は7月20日の楽天戦の5回裏に右太もも裏を痛めて緊急降板した。22日の検査結果は右半腱半膜様筋損傷。その後、リハビリを続けて約3週間ぶりに復帰することが決まった。明るい表情で汗を流したこの日はキャッチボール後にブルペン入りして36球。「足のことを気にしだしたら何日経っても同じこと。トレーナーさんやリハビリ担当と相談をして(1軍に)来ている。特別、見切り発車というわけではない」と不安がないことを強調した。

「8月のホームゲームが少ない中で、ホームでやれる3連戦。こないだのホームで3連敗しているので、やり返すというか突き放せるように」と、2位との首位決戦に強い気持ちで臨む。「グラシアル、モイネロが戻って、チームとしてもまた盛り上がってくるところ。水を差さない投球をしたい」と意気込んだ。

 初戦の千賀、第2戦のミランダに続く第3戦での登板となることを自ら明かし、「1戦、2戦を見て、しっかりと感じて投球に活かせればいい」と語った。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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