ウオークや講演など―RFL室蘭が今年は24、25日に開催

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 がんに負けない社会づくりを目指すチャリティー活動「リレー・フォー・ライフ・ジャパン(RFL)2019室蘭」(同実行委員会など主催。室蘭民報社など後援)は24、25の両日、室蘭市祝津町の道の駅みたら室蘭隣接広場で開かれる。同実行委は「『がんになっても優しい社会』を目指す活動」と、多くの参加を呼び掛けている。

 室蘭では12回目の開催。今年は「Shake Hand~つなごう命~愛と笑顔で」がテーマ。開会式は24日午後1時半から。参加者は交代しながら夜通しリレー方式で歩く「リレー・ウオーク」の始まり「サバイバーズウオーク」は同2時からスタートする。

 医師による「がん対策推進特別講演」は、両日とも開催。24日午後2時40分からは「我(わ)が国のがん対策に占める検診の重要性」や「白血病」について、25日午前10時からは「たばこと肺がん」がテーマ。

 また、24日午後5時50分からは、がん当事者(サバイバー)や、サバイバーを支える家族(ケアギバー)らが、思いを語り合う「がんと共に生きて、支えて」も初めて開かれる。

 同日夜には、がんで亡くなった人や闘う人への思いをキャンドルに託す「ルミナリエ」、がんで亡くなった人をしのぶ「エンプティテーブル」も開かれる。閉会式は25日午前11時から。ラスト・ウオークでフィナーレを迎える。

 このほか、会場では「ヘリカル式コンピューター断層撮影」による肺がん検診&内臓脂肪測定コーナー(いずれも有料)、室蘭やきとりやカレーラーメンなどの飲食コーナーもある。

 同実行委によると、今年は25チーム(約700人)の関係者、ボランティアらを含め、総勢1200人が参加を予定。両日ともに一般市民の参加も可能(申し込み不要)。問い合わせはリレー・フォー・ライフ・ジャパン室蘭実行委員会、携帯電話080・1885・1634へ。検索サイトに「リレーフォーライフジャパン2019室蘭」と入力すると、同実行委のホームページに接続される。(松岡秀宜)

23日に垣添氏の「がん対策市民講演会」

 「がん対策市民講演会」が23日午後6時半から、室蘭市中島町の市生涯学習センター・きらんで開かれる。国立がんセンター名誉総長(日本対がん協会会長)の垣添忠生氏が「私の生き方」をテーマに講演する。入場無料。

 室蘭市、リレーフォーライフ室蘭、室蘭市医師会の主催。市内の行政機関や医療機関、患者団体、町内会連合会、室蘭民報社などの報道機関で構成する「室蘭がんフォーラム」の協賛。垣添氏は、天皇陛下の前立腺全摘出手術も担当した医師。がん専門医でありながら、がんになった最愛の妻を救えなかった無力感や喪失感、立ち直りなどを赤裸々につづった「妻を看取る日 国立がんセンター名誉総長の喪失と再生の記録」(新潮文庫)の著者。

 当日は、がん診療・基礎研究に携わる専門医、自らもがんを経験した「がんサバイバー」、妻をがんで失った遺族など、さまざまた立場からの「がん」に対する思いを語る予定だ。

 事前予約は不要。問い合わせは同市保健福祉部健康推進課、電話0143・45局6610番へ。(松岡秀宜)

【写真=昨年は台風の影響で屋外イベントが中止となったRFL室蘭。今年は24、25の両日に開かれる=2017年の開催から】