熱中症の疑い 34歳男性死亡 長与、建築現場

 9日午後3時35分ごろ、西彼長与町の建築現場で、作業していた男性(34)の意識がもうろうとしていると、同僚が119番。搬送先の病院で死亡が確認された。県消防保安室によると、熱中症とみられる。熱中症の疑いによる死者は県内で今年4人目。
 長崎市消防局などによると、男性は屋外で足場を解体する作業に当たっていた。汗を多量にかき、午後3時ごろから休憩していたが、救急隊が駆けつけた時には心肺停止の状態だったという。
 同日はほかに、県内で5人が熱中症の疑いで搬送された。内訳は中等症が1人、軽症が4人。

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