幼稚園の耐震化率91.5%、全国平均下回る 京都府教委調査

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 京都府教育委員会は9日、府内公立学校施設の耐震改修状況調査の結果を公表した。幼稚園の耐震化率が91.5%(前年度比0.4ポイント増)で、全国平均を4.0ポイント下回った。

 幼稚園は全82棟のうち耐震性がない建物が7棟に上った。7棟は京田辺市の4園にあり、同市教委は「各園の認定こども園化に合わせて順次、対策を進めていく」としている。

 小中学校は前年度は100%だったが、今年5月に京都市の3校の3棟で耐震強度不足が発覚したため99.9%になった。3校とも2020年度中には耐震化が完了する見込み。

 高校の耐震化率は98.5%。耐震性のない建物は京都市立高の9棟で、このうち塔南高の4棟と日吉ケ丘高の1棟は20年度末までに耐震改修を施す。伏見工業高(定時制)の4棟は21年度に新定時制高が同高敷地内に開校するのに伴い、不使用とする。特別支援学校の耐震化率は100%だった。

 体育館のつり天井などの落下防止策は、宮津市の小学校4校の体育館4棟で実施されておらず、同市教委は時期は未定だが改修をしていく方針という。