中学時代のバッテリー、甲子園で再会 共に初戦勝てば対戦実現

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組み合わせ抽選会で再会し、近況を話し合う近江高の藤居投手(右)と中京学院大中京高の藤田捕手=大阪市北区・フェスティバルホール

 熱戦が続く全国高校野球選手権に、中学生時代を滋賀県の同じチームで過ごした球児が、近江高と中京学院大中京高(岐阜)から出場する。それぞれ11日の初戦の2回戦を勝ち上がれば3回戦でぶつかる。「ぜひ対戦したい」と互いに活躍を誓う。

 中京学院大中京高の藤田健斗主将は長浜市高月町出身。18歳以下日本代表候補にも選ばれた強肩の捕手で、中学時代は軟式野球の彦根Jボーイズ(現・滋賀ユナイテッドJボーイズ)でプレーし、「厳しいチームで、我慢する力がついた」と話す。

 甲子園を目指して岐阜県の強豪に進み、1年春からベンチ入り。橋本哲也監督は「全て任せられる捕手」と信頼を寄せる。4月の18歳以下日本代表合宿では、佐々木朗希選手(岩手・大船渡)ら同世代屈指の投手の球を受けた。「レベルが高い選手と野球ができ、野球人生に役立つ経験ができた」と高い向上心をのぞかせる。

 中学時代、彦根Jボーイズでバッテリーを組んでいたのが、近江高の藤居海斗投手だ。3日の組み合わせ抽選会で2人は約半年ぶりに再会した。藤居選手は「中学時代から肩も打撃もよい選手だった。ともに出場できてうれしい」と語った。同チームで2人と同学年の楠橋壱成内野手も中京学院大中京高でメンバー入りしている。

 藤田選手は「チーム最高成績の8強を上回りたい。近江ともぜひ対戦して成長を見せたい」と気合十分。強い決意を胸に、高校最後の夏に臨む。