【甲子園】東海大相模、11日に近江と初戦 監督「いつも通りに」

監督、部長に囲まれて投げ込む野口=大阪・伊丹スポーツセンター野球場

 神奈川代表の東海大相模は11日の第2試合(午前10時半開始)で近江(滋賀)との初戦を迎える。試合前日の10日は、兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンター野球場で約2時間の練習を行った。

 ナインは守備練習に時間を割いたあと、近江のエース左腕林を想定しながらのフリー打撃でイメージを膨らませた。大阪入りして10日目、選手たちがそれぞれ声を張り上げるなどグラウンドには活気があふれ、ほどよい緊張感が漂っていた。

 門馬敬治監督(49)は「特別にやることは何もない。調整もないし、やりこむこともない。いつも通りできることが大事」と語った。キャプテンの井上は「ここまでしっかり練習してきたことを出すだけ。日を追うごとに意識も調子も上がった。戦う姿勢はもうできている」と意気込んだ。

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