バウアー好投でレッズ勝利 ダルビッシュは今季6敗目

【カブス2-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは、移籍後本拠地初先発となったトレバー・バウアーが7回106球を投げて被安打3、奪三振11、与四球2、失点1という素晴らしいピッチングを披露。シーズン200奪三振に到達するとともに、5年連続の2ケタ勝利となる今季10勝目(8敗)をマークした。一方、カブス先発のダルビッシュ有は、アリスティデス・アキーノの4号2ラン、エウヘニオ・スアレスの31号ソロ、ジョーイ・ボットーの12号ソロと3本のアーチを浴び、6回4安打4失点で今季6敗目(4勝)。3点リードの最終回を締めくくったレッズ4番手のライセル・イグレシアスには今季23セーブ目が記録された。

初回にニコラス・カステヤーノスの15号ソロでカブスに先制を許したレッズは、2回裏に絶好調のアキーノが右中間への4号2ランを放ち、逆転に成功。4回裏にスアレスが31号ソロ、6回裏にボットーが12号ソロをそれぞれダルビッシュから放ち、リードを3点に広げた。7回裏には2番手のスティーブ・シーシェックから二死二塁のチャンスを作り、ホゼ・ペラザのタイムリーで5点目。バウアー降板後、8回表に2番手のマイケル・ローレンゼンが無死満塁の大ピンチを招いて降板し、3番手のアミール・ギャレットがアンソニー・リゾーに押し出し死球を与えて1点を失ったものの、後続を抑えて最少失点で切り抜けた。9回表はイグレシアスが無失点に抑えて試合終了。カブスは得点圏で10打数1安打に終わり、再三のチャンスを生かせなかった。

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