自然、音楽、食を満喫 雲仙△フェス きょうまで

ステージ演奏を楽しむ観客

 雲仙の自然と温泉、音楽を楽しむ「雲仙△(サンカク)フェス」が10日、長崎県雲仙市の白雲の池キャンプ場で始まり、観光客や親子連れでにぎわった。11日まで。
 同フェスは「山の日」(11日)を盛り上げようと、雲仙温泉街の若手でつくる「雲仙青年観光会」(市来勇人会長)が企画し3年目。今年は初めて2日間に日程を拡充した。
 同キャンプ場をステージ演奏、体験型イベントコーナー、フードコートの3エリアに分け、地元の飲食店など約40のブースを展開。来場者は音楽に身を揺らしながら島原半島の味覚を満喫。同池でサーフボードの上に立ってこぐスタンドアップパドルボード(SUP)などを楽しんだ。綱渡りのようにベルトを渡るスラックラインに初挑戦した熊本県宇城市から訪れた宮本空さん(7)は「揺れて難しかったけど楽しかった」と笑顔を見せた。
 11日は午前10時~午後8時。約10組のアーティストが出演し、DJイベントやファイヤーショーなどもある。

スラックラインに挑戦する子ども=雲仙市、白雲の池キャンプ場

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