飲酒運転、県内急増 厳罰化10年、認識に甘さ

 県内で近年減少傾向にあった飲酒運転の摘発が増えている。今年上半期(1~6月)は164人と前年同期より19人増加。このうち事故を起こすなどして逮捕されたドライバーは47人と前年(32人)の1.5倍に上る。摘発者の約半数が「捕まらないと思った」と話しており、県警は「厳罰化から10年たち、罪の意識が薄れているのでは」と指摘。これから、お盆や祭りで飲酒の機会も増えるため、県警は取り締まりを強化する。

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