
甘いトウモロコシを宮城県蔵王町の新たな名物にしようと、直売会「絶品! 蔵王スイートコーンまつり」が10日、同町ございんホール前の特設会場で始まった。11日まで。
町内の生産者6人による蔵王スイートコーンクラブが初めて開催。通常より甘い平均糖度18度で500グラム以上にもなる大きさが特長の品種「おおもの」を中心に、5~8本入り1袋1000円で販売。ゆでたても1本200円で味わえる。
町内でのトウモロコシ生産は約15年前から本格化し、年間10万本ほどの収穫があるという。クラブ会長代行の平間弘晃さん(37)は「蔵王はナシが有名だが、トウモロコシも甘くておいしい。多くの人に知ってもらい、地域活性化につなげたい」と話す。
午前9時~午後3時。入場無料。