ミニ四駆 作れたよ!物作り体験学習会に児童ら30人

九州テンのスタッフ(右)からアドバイスを受けながらミニ四駆を組み立てる児童=長崎県佐世保市小佐々町

 タクシー無線機やドライブレコーダーなどの製造を手掛ける九州テンの本店・佐世保工場(長崎県佐世保市小佐々町)で10日、物作り体験学習会が開かれ、地元小学生らが工場見学やミニ四駆作りを楽しんだ。
 物作りの面白さを知り、将来の仕事選びの参考にしてもらおうと毎年開催。近隣の市立小佐々小、楠栖小の児童ら約30人が参加した。
 参加者は永山國博工場長から無線の仕組みを学んだ後、工場で電子基板を組み立てる工程を見学した。ミニ四駆を作る教室で、児童は社員のアドバイスを受けながら市販のキットを組み立て、完成した車を大はしゃぎで走らせた。
 小佐々小5年の中野真歩さん(11)は「ミニ四駆作りはねじ回しが難しかったけれど、速く走ってうれしかった。物を作ることがもっと好きになった」と笑顔で話した。

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