海の犠牲者 供養 相馬双葉漁協が流灯会

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松川浦漁港に放たれた灯籠を眺め、鎮魂を祈る子どもたち

 海で命を落とした人々を供養する相馬双葉漁協の流灯会は十日、相馬市の松川浦漁港で開かれた。

 海上遭難者のため毎年夏に実施し、東日本大震災後は津波犠牲者も慰霊している。法要では立谷寛治組合長が「相双地方の漁業が一日も早く元の姿に戻るよう、組合員一丸となって取り組んでいきたい」と述べ、立谷組合長と佐藤憲男副市長、漁業関係者の代表らが焼香した。

 灯籠三百基が漁船三隻に積まれ、組合員らによって漁港内に放たれた。参列者や地域住民らは夜の海に浮かぶ小さな明かりを静かに眺め、鎮魂の祈りをささげた。