干潟守り魅力発信 荒尾市に水鳥・湿地センター開館

©株式会社熊本日日新聞社

オープンした「水鳥・湿地センター」でパネル展示に見入る来場者たち=10日、荒尾市
開館式典でテープカットする関係者ら

 ラムサール条約に登録されている熊本県荒尾市の荒尾干潟に隣接する「水鳥・湿地センター」が10日、オープンした。親子連れなどが訪れ、干潟を再現した水槽でシオマネキやトビハゼ、ムツゴロウなどを観察した。

 センターは、干潟の魅力を発信する拠点施設として環境省が整備。蔵満海岸前の市有地3219平方メートルにある。木造2階建てで延べ床面積581平方メートル。水槽のほか、10種類の野鳥の鳴き声を聞ける装置や干潟の役割や生物の多様性を解説したパネル、野鳥を観察できる望遠鏡などを備えている。市が管理と運営を担う。

 同日は、開館記念式典があり、関係者ら約500人が出席。九州地方環境事務所の岡本光之所長と浅田敏彦市長が、「学習や観光で、多くの地域からの来場者が見込まれる。干潟の保全意識の高まりに期待したい」とあいさつした。テレビドラマ「半沢直樹」などを手掛けた脚本家八津弘幸さんらによるトークショーもあった。

 市は年間3万人の来場者を見込んでいる。月曜定休。センターTEL0968(57)7444。(樋口琢郎)