木の魅力とものづくりの楽しさを伝える「大工アカデミー」が11日、高岡市御旅屋町の御旅屋セリオで開かれ、46組の親子連れが県産材を使ったカレンダー作りに挑戦した。
住まいに関する教育を通じて持続可能な社会を目指す住教育推進機構富山支部(笹川征一支部長)が企画。支部に所属する大工5人が講師を務めた。
参加者は金づちとくぎを使って台座を組み立てた後、3センチ角の木材を磨いて曜日や日付を書き込んだ。姉妹で参加した堀彩葉さん(高岡市牧野小学校3年)と愛栞さん(同1年)は「くぎを打つのは初めてで楽しかった。カレンダーは部屋に飾りたい」と話した。
森林や林業に関するクイズラリーもあった。