2勝目を挙げたドヴィツィオーゾ「マルクには僕よりグリップがなかった」/MotoGP第11戦オーストリアGP 決勝トップ3コメント

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 MotoGP第11戦オーストリアGPの決勝レースがレッドブル・リンクで行われ、MotoGPクラスで表彰台を獲得したアンドレア・ドヴィツィオーゾ、マルク・マルケス、ファビオ・クアルタラロが会見に登場。ドヴィツィオーゾとマルケスは激しいトップ争いを振り返った。

■アンドレア・ドヴィツィオーゾ/ドゥカティ・チーム(決勝 優勝)

「この優勝はベストレースのひとつだと思う。レース前には、マルク(・マルケス)と同じくらいのスピードはなかったから、マルクと戦うための戦略が必要だった。けれど昨日から天候が変わった。タイヤ選択もそれによって変更したんだ。ウオームアップ走行ではウエットだったから、試したことのないセットアップにもした。そしてそれはうまく働いたと思う」

「スタートでは僕もアグレッシブだったけれど、マルクはさらにアグレッシブだったね。その後、マルクが僕をオーバーテイクして、マルクは差を広げようと攻めていたけれど、彼はリヤタイヤを消耗していたようだった。最後には、僕は最終コーナーでチャンスをつかんだ。マルクには(タイヤの)右側に僕のようなグリップがなかったから」

「(最終ラップの)9コーナー、つまり最終コーナーの前のコーナーでは内側にラインをとって、これが完ぺきだったと思う。(最終コーナーでは)もしもう少しはらんでいたら2位だったかもしれないね。けれど僕はバイクを止め、コーナーを立ち上がった」

「すごくうれしいよ。ドカティにとってもね。僕たちには必要な勝利だったんだ」

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(決勝 2位)

「僕たちはお互いをリスペクトしているから、すごいバトルになった。こういうことがあるレースというものが、僕は好きなんだ」

「正直に言って、リヤタイヤの選択を間違えてしまった。今日のコンディションをきっちり把握できていなかったんだ。レースでは残り6周、7周あたりで確認をしていた。僕には(ドヴィツィオーゾよりも)速さがあり、力強いブレーキングができるポイントもあった。けれど、ブレーキングポイントではリスクを冒すことになる」

「レースでは最初からトップにいて、それを守ろうと思っていた。攻めるのは厳しいだろうと思ったからね。とにかくとても重要なことは、こうした苦しい状況でもドヴィと最後まで戦ったということなんだ。チャンピオンシップを考えても、これは大事なことだ」

■ファビオ・クアルタラロ/ペトロナス・ヤマハSRT(決勝 3位)

「ここでは苦しむだろうと思っていたから、序盤の5周、レースをリードできるとは思っていなかった。リヤにはソフトタイヤを選んだのだけど、これまでに経験したことがないくらいに厳しかったね。レースをリードしてるときでさえ、スピンしないように努力していたよ」

「ドヴィとマルクが僕を交わし、彼らについていこうと全力を尽くした。限界まで攻めていたら、彼らについていくことができたかもしれないけれど、そうしたら最終ラップにはタイヤが完全に終わっていただろう。表彰台は期待していなかったから、本当にうれしいよ」