聖光学院、初戦で涙 夏の甲子園大会7日目

福島県代表として13年連続で全国高校野球選手権に出場した聖光学院高は今日(12日)の第2試合で長崎県代表の海星高(5年ぶり18度目)と対戦し、3対2で惜しくも敗れ、昨年に続き初戦で姿を消しました。

2対0とリードを許した聖光学院高は7回、3番荒牧選手が左中間へ本塁打を放ち、1点差に詰め寄りましたが、9回に失策がきっかけで1点を追加され3対1。9回裏には荒牧選手が2打席連続となるソロ本塁打をバックスクリーン脇に打ち込み、追い上げたものの追い付くことができず敗れました。

試合後、粘りの投球で8安打3失点(自責2)完投したエースの須藤投手は「勝てなかったのは悔しいが自分のできることは出し切った。このメンバーでもう少し長く野球をやりたかった。支えてくれた周りの方々には感謝の気持ちしかない」と話し、斎藤智也監督は「選手たちはよく頑張った。相手投手の攻略が不十分だったのが悔やまれる。勝たせてあげたかった」と選手たちを称えました。

夏の甲子園で聖光学院高が2年続けて初戦で敗れたのは初めてです。

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