夜空に戦国絵巻、8千発が彩る 京都・亀岡で保津川花火大会

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保津川上の夜空で満開に咲いた花火の大輪(11日午後8時15分ごろ、京都府亀岡市保津橋上流)

 真夏の夜空に大輪の花を咲かせる「保津川市民花火大会」が11日夜、京都府亀岡市の保津橋上流一帯で行われた。京阪神などから過去最高の約12万人(主催者発表)が訪れ、保津川に向かって流れ落ちる約8千発の花火をうっとりと眺めていた。

 午後7時半から打ち上げが始まり、来場者は観覧席の設けられた保津橋上や保津川左岸から、光であふれる夜空を見上げた。市ゆかりの明智光秀を主人公とする大河ドラマが来年放映されるのを記念し、「戦国の麒麟(きりん)児光秀の乱」をイメージした花火も打ち上げられた。建設中の府立京都スタジアムも花火の明かりで浮かび上がり、幻想的な光景に見入っていた。

 亀岡市や亀岡商工会議所、亀岡市観光協会などでつくる実行委員会が主催。太平洋戦争や水害などの記憶を後世に伝える亀岡平和祭のメインイベントで、今年で68回目。