〔突風〕秋田県大仙市・横手市で突風による被害相次ぐ(8/10発生)

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暖かく湿った空気と上空の寒気により大気の状態が非常に不安定となった影響で、10日、秋田県では大仙市と横手市で突風が相次いで発生し、被害が出ています。地元気象台の現地調査による突風の状況は以下の通りです。
なお、この突風の発生に先立ち、秋田県内陸には10日04:11から竜巻注意情報が連続して発表されていました。

【10日05:00~06:00頃 秋田県大仙市南外土場~南外南楢岡西ノ又=特定に至らず(JEF1)】
10日05:00~06:00頃、秋田県大仙市南外土場(なんがいどば)~南外南楢岡西ノ又(なんがいみなみならおかにしのまた)で突風が発生し、木造住家の屋根トタンのはく離などの被害が確認されました。
11日、秋田地方気象台・仙台管区気象台が現地調査を行いましたが、ダウンバーストの可能性はあるものの、被害や痕跡の分布に面的な広がりがみられなかったことなどから、突風をもたらした現象を特定できませんでした。この突風の強さは風速約50m/sと推定され、日本版改良藤田スケールでJEF1に該当します。

【10日05:00~06:00頃 秋田県大仙市南外小荒沢=特定に至らず(JEF1)】
10日05:00~06:00頃、秋田県大仙市南外小荒沢(なんがいこあらさわ)で突風が発生し、木造住家の屋根トタンのはく離などの被害が確認されました。
11日、秋田地方気象台・仙台管区気象台が現地調査を行いましたが、被害や痕跡および聞き取り調査などからは突風をもたらした現象を特定できませんでした。この突風の強さは風速約40m/sと推定され、日本版改良藤田スケールでJEF1に該当します。

【10日05:00~06:00頃 秋田県横手市大森町袴形字南越前林・大森町袴形字砂間内=特定に至らず(JEF不明)】
10日05:00~06:00頃、秋田県横手市大森町袴形字南越前林(おおもりまちはかまがたあざみなみえつぜんばやし)と大森町袴形字砂間内(おおもりまちはかまがたあざすなまうち)で突風が発生しました。
11日、秋田地方気象台・仙台管区気象台が現地調査を行いましたが、被害や痕跡および聞き取り調査などからは突風をもたらした現象を特定できませんでした。また、この突風の強さは不明です。

【10日05:00~06:00頃 秋田県横手市平鹿町醍醐=特定に至らず(JEF1)】
10日05:00~06:00頃、秋田県横手市平鹿町醍醐(ひらかまちだいご)で突風が発生し、木造住家の屋根トタンのはく離などの被害が確認されました。
11日、秋田地方気象台・仙台管区気象台が現地調査を行いましたが、被害や痕跡および聞き取り調査などからは突風をもたらした現象を特定できませんでした。この突風の強さは風速約40m/sと推定され、日本版改良藤田スケールでJEF1に該当します。

【10日06:15頃 秋田県横手市十文字町梨木=特定に至らず(JEF不明)】
10日06:15頃、秋田県横手市十文字町梨木(じゅうもんじまちなしのき)で突風が発生しました。
11日、秋田地方気象台・仙台管区気象台が現地調査を行いましたが、被害や痕跡および聞き取り調査などからは突風をもたらした現象を特定できませんでした。また、この突風の強さは不明です。

◆用語解説「日本版改良藤田スケール」
竜巻やダウンバーストなどの突風の強さを、建物などの被害状況から簡便に推定する風速の尺度。従来の藤田スケールに代わり、日本の建築物等の被害状況から推定する「日本版改良藤田スケール」が2016年4月から導入され、JEF0からJEF5までの6段階で表される。JEF1は風速39~52m/s(3秒平均)で、木造住宅の屋根ふき材の浮き上がりや剥離、軽自動車の横転や走行中の鉄道車両の転覆、鉄筋の入ったコンクリートブロック塀の倒壊といった被害がみられる。