第101回全国高校野球選手権第7日は12日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、県代表の高岡商(3年連続20度目)は第4試合で鹿児島代表の神村学園(2年ぶり5度目)を4-3で破り、2年連続の16強入りを果たした。県内のチームで2年連続の2勝は初。夏の甲子園での県勢通算30勝目となった。
高岡商は四回に藤井、荒井の適時打で2点を先制。七回に1点を返された直後に森田の適時打で1点、八回に藤井の犠飛でさらに1点を加えた。
先発の荒井は丁寧に低めのコーナーを突き、打たせて取る投球で完投。終盤に反撃を許したが、逃げ切った。
高岡商は大会第11日の17日、第1試合で大阪代表の履正社(3年ぶり4度目)と3回戦を戦う。試合は午前8時開始予定。
■先制点大きかった 高岡商・吉田真監督 相手投手は変化球が多彩で左打者への攻めも徹底していた。難しかったが、先制できたのが大きかった。荒井は粘り強く投げ、守備では練習の成果が出せた。
■次も試合でき感謝 高岡商・森田朝陽主将 神村学園は笑顔とガッツを絶やさず、見習うべき点が多かった。諦めない姿勢を受け継いで次も戦いたい。このメンバーで次も野球ができることに感謝したい。