パイレーツ・ケラーがメジャー初勝利 大谷は1安打

【パイレーツ10-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

パイレーツは、メジャー再昇格を果たした有望株右腕、ミッチ・ケラーがメジャー4度目の先発登板。過去3度の登板では0勝1敗、防御率10.50に終わったケラーだが、この日はエンゼルス打線を相手に5回94球を投げて5安打2失点(自責点1)の好投を見せ、記念すべきメジャー初勝利をマークした。一方、エンゼルス先発のホゼ・スアレスは3回途中6失点(自責点4)で今季4敗目(2勝)。「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、ケラーの前に3打数ノーヒットに終わるなど、5打数1安打で今季の打率は.289となった。

初回にジョシュ・ベルのタイムリーなどで3点を先制したパイレーツは、2回表にケビン・ニューマンが7号ソロ、3回表にジェイコブ・ストーリングスが2点タイムリー二塁打を放ち、6点を先行。4回裏にマックス・スタッシの犠牲フライで1点を返されるも、5回表にストーリングスの4号ソロで再びリードを6点に広げた。5回裏には三塁パブロ・レイエスのタイムリーエラーで2点目を失ったが、直後の6回表にブライアン・レイノルズの12号ソロとベルの30号ソロで2点を追加。9回表にはホゼ・オスーナがダメ押しのタイムリー二塁打を放ち、2ケタ得点に到達した。ケラーの女房役を務めたストーリングスは、4号ソロを含む2安打3打点の活躍。ベルはチームでは2013年のペドロ・アルバレス(36本塁打)以来となるシーズン30本塁打達成となった。

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