猛暑継続 東・西日本に高温に関する早期天候情報

13日(火)午後2時の気温に関する推計気象分布

 きょう13日は、東・西日本で気温が高く、午前中から35℃を超えた地点がある。午後2時半までの最高気温は、愛知県豊田市38.9℃、新潟県魚沼市日渡新田38.6℃、岐阜県郡上市八幡町38.5℃、鳥取市と岐阜県多治見市で38.3℃など。35℃以上の猛暑日は219地点にのぼった。猛暑日地点が200を超えたのは8月2日以来となる。

 愛知県豊田市と岐阜県多治見市は7月28日から17日連続、岐阜市は7月29日から16日連続、鳥取市では7月31日から2週間連続で35℃以上の猛暑日となった。また、東京都心でも午後1時過ぎに35.5℃まで上がったが、8月に入ってからの猛暑日はこれで8日目となる。

14日(水)の全国天気と最高・最低気温の予想

14日(水)北陸や山陰で猛暑続く

 あす14日(水)は、西日本の太平洋側など台風10号の影響が出始める地域は気温が下がるものの、山越えの風が吹き降りる北陸や山陰にかけての地域は、局所的に顕著な高温となる見込み。この方面を中心に、水分をこまめに補給し、多量に汗をかいた場合は塩分も補給したり、冷房を適切に利用して室温の上昇に気を配るなど、熱中症に対して充分な対策が必要だ。
 
 <14日(水)の予想最高気温>
  38℃ 福井
  37℃ 長岡(新潟)岐阜、金沢、鳥取
  36℃ 新潟、名古屋、富山、山口など
  35℃ 酒田(山形)、神戸、広島など

週間天気と最高気温の予想

埼玉で40℃予想も

 東・西日本では、台風10号や湿った空気の影響で、15日(木)頃は気温が平年並みとなる地方もあるが、その後は晴れて暑い日が多くなる見込み。週末は山越えの風が吹き降りる関東で気温が上昇し、特に17日(土)は熊谷など内陸で、40℃前後の猛烈な暑さとなる可能性が出てきた。

13日(火)気象庁発表 「早期天候情報」

 週明けの19日(月)頃からのおよそ5日間も、東・西日本で気温がかなり高い状態が続きそうだ。このため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物や家畜の管理に注意するよう呼びかけている。熱中症の危険性が高い状態が続くため、健康管理にも注意が必要だ。

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