Embassy Office Parks REITが2019-20年度第1四半期決算を発表

Embassy Office Parks REITが2019-20年度第1四半期決算を発表

AsiaNet 80043(1498)

【ベンガルール(インド)2019年8月12日PR Newswire=共同通信JBN】
*四半期分配金は41億6700万インドルピー(以下ルピー)と報告

インド初の上場REITで地域別ではアジア最大であるEmbassy Office Parks REIT(NSE: Embassy)(BSE: 542602)(以下、「Embassy REIT」)は12日、2019年6月30日に終了した第1四半期決算を発表した。

Logo: https://mma.prnewswire.com/media/959202/Embassy_Office_Parks_Logo.jpg

▽分配金
Embassy REITの管理社であるEmbassy Office Parks Management Services Private Limited (EOPMSPL)の取締役会は12日開いた取締役会で、41億6700万ルピー、1株当たり5.4ルピーの四半期分配金を宣言した。分配の記録日は2019年8月21日で、分配金は2019年8月27日までに支払われる。

Embassy REITのマイケル・ホランド最高経営責任者(CEO)は「2019年4月1日上場分の第1四半期決算と上場REITとして初の分配金を発表する。営業収入と純営業利益(NOI)の両方が前年比19%増加し、2019-20年度に向け順調なスタートを切った。これは、企業入居者に世界クラスのカスタマイズされたオフィススペースソリューションを提供するというわれわれの基本的コミットメントによって達成された。また、当社の業績はわれわれのポートフォリオの品質と規模を反映しており、これにより引き続き顕著な有機的成長を実現している。当社には、大きな市場間潜在的可能性、リスクのない開発パイプライン、慎重な資本管理プログラムを備えた低ボラティリティ資産の強固な基盤がある」と語った。

▽事業ハイライト
*同四半期の新規賃貸面積は60万平方フィートで、再賃貸スプレッドは50.6%
*2019年6月30日時点で、完成済みオフィスポートフォリオ2480万平方フィートのうち入居率は94.3%
*Embassy ManyataおよびEmbassy Oxygenにおける合計140万平方フィートの完成間近のオフィス開発プロジェクトはいずれも、2四半期先の賃貸開始予定を目指す
*Embassy Oxygen Tower 2で建設中の24万6000平方フィート(ないし賃貸可能面積の42%)は最近、Fortune 50の保険会社にプレリースされた
*Embassy Oneにある客室230室の新たなフォーシーズンズホテルは2019年5月にオープンし、Embassy Manyataにある客室619室のヒルトンおよびヒルトン・ガーデンインの2ホテルの開発パイプラインは2021-22年度第3四半期の完成目標に向け順調に進行中

▽財務ハイライト
*同四半期の営業収入は53億5100ルピーと、2018年6月30日に終了した四半期の44億9400万ルピーから19%増加した。ポートフォリオ全体での賃貸モメンタムの継続が主因
*同四半期の純営業利益(NOI)は45億2800万ルピーと、2018年6月30日に終了した四半期の38億1800万ルピーから19%増えた。NOIマージンは85%
*2022年6月に満期を迎え満期利回り9.4%のルピー建て上場非転換社債で300億ルピーの資金調達に成功
*対TEVの純債務はc. 11%と、Embassy REITは保守的バランスシート維持を継続

Embassy REITのビカーシュ・ヒュドロヤ副CEO兼最高執行責任者(COO)は「企業向け高品質オフィス物件への賃貸の勢いが強力なため、ビジネスの基盤は引き続き強固である。これは、当四半期の賃貸活動と、次の四半期の健全なパイプラインc.0.5 msf(c.50万平方フィート)によって実証された。NCRおよびベンガルールで合計約140万平方フィートの完成間近の開発プロジェクトの早期実施、資産管理イニシアチブの実行、ポートフォリオ価値を高めるさらなる運用効率の達成に引き続き注力している」と語った。

▽投資家向け資料と四半期の投資家向けカンファレンスコールの詳細
Embassy REITは四半期決算と業績に関する資料パッケージをリリースした。これには(i)2019年6月30日に終了した四半期の非連結および連結財務諸表の要約、(ii)2019-20年度第1四半期決算をカバーする投資家向けプレゼンテーション、(iii)グローバルREITの最善の報告慣行に沿った補足的な営業および財務データブック、が含まれている。これらすべての資料はEmbassy REITのウェブサイトhttp://ir.embassyofficeparks.comの投資家関係セクションで入手可能である。

Embassy REITはインド標準時間2019年8月12日午後6時30分にカンファレンスコールを主催し、2019-20年度第1四半期決算を討議する。カンファレンスコールの回答は2019年8月26日までEmbassy REITのウェブサイトhttp://ir.embassyofficeparks.comの投資家関係セクションで入手可能である。

▽Embassy REITについて
Embassy Office Parksはインド初で唯一の上場REITである。Embassy REITはインド全土の2500万平方フィートの完成済みで使用可能な商業用不動産物件で構成される。パイプラインにある約800万平方フィートのキャンパス内開発により、総ポートフォリオはインドの最高業績のオフィス市場であるベンガルール、ムンバイ、プネー、デリー首都圏(NCR)の7つのグレードAのオフィスパークと4つの市内中心部のオフィスビル全体で3300万平方フィートに及ぶ。ポートフォリオには160を超える優良企業入居者が入っており、2つの完成したホテル、2つの建設中のホテル、パークテナントに再生可能エネルギーを供給する100MWのソーラーパークなど、戦略的アメニティーを備えた75の建物で構成されている。

▽問い合わせ先
Ritwik Bhattacharjee
Head of Investor Relations
Email: ir@embassyofficeparks.com
Phone: +91-80-3322-2222

ソース:Embassy Office Parks REIT