台風10号の接近に伴い、県内の海上も高波の危険性が高まっている。
横浜地方気象台は気象情報を繰り返し発表し、相模湾や三浦半島の東京湾側で14日夜のはじめごろから16日にかけて、うねりを伴った高波に注意・警戒するよう呼び掛けている。
気象台によると、14日に予想される波の高さは、相模湾と東京湾(三浦半島)で3メートル、東京湾(横浜・川崎)は1メートル。17日にかけて大潮の時期に当たるため高くなっている潮位が、台風の進路次第でさらに高まる恐れがあるという。
また、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、14日から16日にかけて、県西部の山地を中心に大雨となる見込み。低い土地の浸水や土砂災害、落雷、突風などに注意を促している。