真備 被災から2度目の盆 僧侶が檀家回り法要

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リフォームを終えた檀家宅で法要をする青山住職(左)=倉敷市真備町岡田

 西日本豪雨で甚大な浸水被害を受けた倉敷市真備町地区は13日、被災から2度目の盆を迎えた。僧侶が地域を回って法要を執り行い、リフォームした自宅で初めての盆を過ごす家族もいた。

 金峯寺(同町下二万)の青山光忍住職(70)は早朝から檀家(だんか)15戸を回った。檀家には、再建や改築を終えて自宅に戻った人がいた一方、地区を離れたままの世帯もあった。

 1階が水に漬かった2階建ての自宅をリフォームし、昨秋から長男一家4人と暮らす女性(75)=同町=宅では、青山住職が室内と庭先で読経した。

 女性は「再建した自宅で法要を終え、ほっとした。ご先祖に地域の復興を見守ってほしい」と語った。

 豪雨災害で犠牲になった親子3人の親戚で、檀家の女性(64)=同町=は「朝から金峯寺の墓に参り、親子が住んでいた家の解体にめどがついたと報告できた」と話した。