精霊流しの15日 長崎など5市で交通規制

 長崎県警は精霊流しの15日、長崎、佐世保、島原、諫早、大村の各市で、車両通行禁止や一方通行などの交通規制を実施する。
 交通規制が始まるのは、長崎、大村両市が午後6時から、佐世保、島原、諫早各市は同7時から(佐世保の一部地域は同2時からと同6時から)。長崎市内は精霊流しが終わるまで。諫早、大村両市は同9時、佐世保、島原両市は同10時まで。
 一方、長崎電気軌道は15日午後5時から、1号系統のうち新地中華街-崇福寺と、4号系統(崇福寺-蛍茶屋)を運休する。
 長崎県警交通規制課によると、県内では9日現在、道路使用許可の届け出が必要な全長2メートル以上の精霊船だけで808隻(昨年比76隻減)。このうち、隻数が最も多い長崎市(長崎、稲佐、大浦、浦上署管内)では411隻(同41隻減)となっている。
 
 ■長崎市中心部の主な車両通行禁止区間は次の通り。

 ▽崇福寺入口交差点-観光通り-中央橋-旧県庁前-夢彩都前▽長崎駅南口交差点-五島町交差点-玉江橋交差点(一部区間、路線バスを除く)▽馬町交差点-興善町交差点-県警本部前交差点▽玉江橋交差点-夢彩都前-県警本部前交差点-流し場付近道路(一部区間を除く)

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